今月のソフトバンク文庫の新刊、セレステ・ブラッドリーの
『魔法の夜を公爵と』は、絶賛発売中です。

「The Heiress Brides(女性相続人の花嫁たち)」三部作の完結編である本書は、
RITA賞の最終候補作にも選ばれました。
不器用で地味なソフィーと、
公爵家の末っ子で放蕩者のグレアムという対照的なふたりのロマンスがメインですが、
本書では、もうひとつとても気になる恋の行方が描かれます。
前作『憧れの公爵を射止めるために』をお読みの方はご記憶でしょうが、
ブルック邸の執事フォーテスキューと侍女パトリシアの気になる関係が、
この『魔法の夜を公爵と』でも描かれます。
完璧な仕事ぶりで主人の信頼を長年勝ちとってきた執事のフォーテスキューは、
赤毛で陽気なかわいらしい侍女のパトリシアに、
あろうことか心を奪われてしまいます。
彼女にとってフォーテスキューは上司であるだけではなく、
イングランドの上流家庭でしっかり勤めるための教育係でもあります。
パトリシアにしかめ面で心得を説きながらも、
フォーテスキューは彼女へのときめきで少年のように熱くなっていきます。
パトリシアもまた、
堅苦しい態度の内側にあるフォーテスキューの真の姿に気づくのですが......
主役のふたりに劣らぬ、初々しく心ときめくロマンスにご注目ください。
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